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ピットにお力を!!

先日はゴン太の誕生日にたくさんのお祝いのお言葉を頂戴しまして、ありがとうございました!!_(_^_)_
本来なら、お礼にお伺いする予定だったのですが、なかなかお伺いする時間が持てなくてすみません。。

緊急の事態になってしまいました。。

実は3週間ほど前でしょうか?ピットをシャンプーした時の事。
シャンプーをしたピットパパがピットの喉元に何か違和感があるとのこと。
確かに触ってみると硬い何かがボコッと出ているような感じに思えました。
上を向くと出てるのがよく分かるのですが、小さい頃はまだしも2~3年前から写真を見ると出ていた感じもありました。
ただ、大きくなってるのかな?と云うのがありましたので、病院へ連れて行く事にしました。

そして先週、かかりつけの病院へ行き検査をして貰いました。
特に体調も悪くはなかったし、他に気になるところもなかったので、気にはなりましたが、そんなに深刻には考えていませんでした。
病院へ付くなり、症状を伝えると、先生方の慌しい雰囲気に、嫌な予感が。。
ちょうど空いていたのもあったのか、先生方が代わる代わるピットの喉元を触りに来ます。
レントゲンと血液検査を一通りして貰いました。
検査結果が出るまで、院長先生が「多分甲状腺の腫瘍だと思う。年も年だしね」って。

レントゲンにははっきりと腫瘍らしきものが映っていました。
そしてその腫瘍のせいで、ピットの気管が左へ押しやられ曲がっていました。愕然でした。。
血液検査の結果、肝臓など内臓には異常は見られないので、まだ転移はないでしょう、との事。
これ以上はコチラでは調べられないので、と戸塚区にある「保田動物病院」を紹介して貰いました。
保田動物病院は高度救命救急センターで最新の設備が整っています。
ここでCT検査をして貰う事になりました。
CT検査は麻酔をしてやるので、もし腫瘍が取れるようなら、そのまま手術も出来ます、と院長。

その後、ふたりでいろいろネットなどで調べましたが、イマイチよく分かりません。
でもピットパパが見つけた資料によると、甲状腺がんと云うのはビーグルに多く発生する癌だそうで、好発年齢は9歳だそうで、ピットにドンピシャでした。。
甲状腺腫瘍の9割はがん(悪性)だそうで、もう目の前が真っ暗になりました。。
ピット、まだ9歳なのに、まだ元気なのに。。

いくら紹介とは云え、初めての病院へ行くのは不安です。
まして麻酔すらした事がないピットです。
おまけにああ見えてとってもデリケートで精神的に弱い子なので、心配は増すばかりです。
でもあのレントゲンを見せられてはもう後にはひけません。。
元気なピットを連れて行くのは気がひけましたが、今日、その日を迎えてしまいました。

保田動物病院はキレイで大きな病院でした。
CT技師である副院長に呼ばれました。
ピットは只ならぬ雰囲気にもう嫌々モードでした。。
触診して「確かに通常ではありません」と。。
「このままお預かりしてCT検査に入ります」と。。
麻酔を使うので、承諾証に著名して、ピットはそのまま連れて行かれてしまいました。。
30分~1時間くらいかかります、との事でしたが、私たちはそのまま待合で待ちました。
1時間を過ぎてもなかなか呼ばれません。
ようやく呼ばれてCT検査の結果を説明して貰いました。
まず脳や目には異常はありませんでした、と。。
患部の写真は先日レントゲンで見た時よりも衝撃的なものでした。。
気管が左に寄せられてるだけでなく、右の血管までも右端に追いやられていたのです。
もうじき食道にもかかるところだったらしく、そうなると食事が出来なくなったり、とかって云う症状が出て来たとのこと。
腫瘍は思ったより大きく、悪いところは光って見える、と云うフィルムも見せて貰ったのですが、何箇所も光っていました。。
本来なら、断片を切り取って病理検査に出す、と云うのも出来るらしいのですが、これだけ大きいと、このまま全部採ってしまった方がいいでしょう、との事。
ただ、右端に追いやられている血管に癒着して、そこから栄養を貰って大きくなっている可能性もある、との事で、そうなるとすべてキレイに撤去、と云うのは出来そうにない様子でした。。
とにかくこんな状態を見せられたのでは、手術をお願いするしかありません。。
麻酔の効いているうちにそのまま手術をして貰う事にしました。
今日はこのまま面会も出来ない、との事だったので、後ろ髪を引かれながらも、私たちは家で、病院からの報告を待つ事に。。
手術の結果と、麻酔がちゃんと覚めたら、報告、と云う事でした。
手術は1時間半~2時間くらいとのこと。
家に帰って今か、今か、と待っていましたが、結局℡が来たのがもう夕方近くなってました。
手術は無事に終わった、との事。腫瘍もほとんど採れた、との事でした。
これを病理検査に出して、どんな腫瘍かがわかってから、また今後の治療についてのお話があるとの事。
多分、放射線治療や抗がん剤治療のお話になるでしょう。
ピットはこのまま1週間くらいの入院になります。
面会は出来るみたいですが、外科手術のあと、なので、興奮するといけないから、なるべく面会はしない方がいいとのこと。。
不安です。。増してやピットがどんな気持ちでいるかと思うともういてもたってもいられません。
さっきまでは元気で散歩も尻尾を揺らしながら歩いていたのに。。
こんな元気なピットを手術に踏み切ってしまった事は果たしていい事だったのだろうか?
ピットパパともいろいろ話し合いました。今後の事。。どこまで治療するか、など。。
でもあの検査結果を見てしまったら、手術は仕方のない事、と思うようにしてます。
ゴメンネ、ピット。。もう痛い思いはさせたくない。。
結局私たちはあれからピットに会ってません。。
退院まで会えそうにもないし。。普通そういうものなのでしょうか?
別にダメ、と言われている訳ではないけど、ピットパパが聞いた限りでは病理検査が出るまではなるべく会わないで下さい、との事。どういうこと???
とりあえず一度様子などを聞きに℡してみようと思ってます。

何しろ、もう9歳なので、覚悟はしていたつもりだけど、実際になるとホント信じられなくて。。
そして自分自身、余りの知識のなさを思い知って、愕然。。
こんなお粗末な我が家に、どうか皆さんの愛の手を!!
癌の事、動物病院の事、など何でもいいので、情報をお持ちの方、是非是非ピットを助けて下さい!!
宜しくお願いします!!_(_^_)_

by mayumingon | 2007-10-31 21:35 | 日記